出身地 ドイツ
生没年 1842年〜1906年
全名 クレメンス・ヴィルヘルム・ヤコブ・メッケル
1967年にプロシアの陸軍大学校を卒業。その後、普仏戦争に従軍し鉄十字勲章を授与されている。陸軍大学校の兵学教官を務めていた1885年、日本政府の要請を受けた参謀総長モルトケの推薦により来日。陸軍大学校教官として教鞭を執るなど、3年間の滞在中に日本陸軍の近代化に大きく貢献した。この時の教え子には秋山好古、松川敏胤、明石元二郎ら陸大学生のほか、聴講生として講義を聞いていた児玉源太郎ら日露戦争に於ける主要軍人が名を連ねている。帰国後は連隊長、参謀本部戦史部長、陸軍大学校教官参謀本部次長を務めたが、少将で依願退役。日露戦争での日本の勝利を見届けて病没した。