「坂の上の雲」登場人物
五十音順一覧表　【る】

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ルーズベルト【るーずべると】


ルーズベルト

出身地　　アメリカ

生没年　　１８５８年〜１９１９年

全名　 　　セオドア・ルーズベルト


　ハーバード大学卒業後、ニューヨーク州下院議員となる。１８９７年に海軍次官に就任するが、翌年に米西戦争が勃発すると辞職し、陸軍部隊の指揮官として従軍した。帰国後は警視総監ニューヨーク州知事、副大統領を務め、１９００年にアメリカ合衆国第２６代大統領に就任。在任中は海軍軍備拡張、パナマ運河敷設権の獲得、対中国門戸開放政策宣言、モロッコ問題の解決など積極的な対外政策を展開した。１９０５年には日露戦争で講和斡旋に努め、翌年にノーベル平和賞を受賞している。１９０９年に辞任し、アフリカ探検を行った。１９１２年に再び大統領選に出馬するが敗北。１９１６年にも大統領候補指名戦で敗れ、１９１８年に病没した。

テディベアの由来

　ある日、ルーズヴェルトは南部地方で地元主催の狩りに参加した。主催者側は大統領のためにと、あらかじめ一頭の子熊を捕らえておき、それを木に縛り付けて大統領が仕留められるようにしておいたが、ルーズヴェルトはその子熊を撃たずに帰ってしまった。
　数日後、この子熊を助けた大統領の美談を新聞が報じたところ、このニュースに便乗して熊のぬいぐるみが売り出された。このぬいぐるみは大ヒットとなり、セオドア・ルーズベルトの愛称「テディ」から、『テディベア』と呼ばれるようになった。