書名 |
近代日本名将伝 |
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編集 |
松下芳男 |
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出版 |
今日の問題社 |
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出版年 |
昭和十七年 |
明治初期から大正期にかけて活躍した陸海軍人50名の評伝集。経歴やエピソードなどが1人あたり8〜9ページに纏められています。戦前の伝記や逸話集からの引用と思われる部分も多く、内容としては充実していると思います。市場流通は少なめですが、価格は2000円〜3000円程度なので、登場人物に興味がある方にはちょうど良いかもしれません。
ちなみに、著者の松下芳男は伝記「秋山好古」の編者の一人です。この本の序文を読んで初めてそのことを知りました。
「人の伝記を編むことは、実に困難なものである。私は昭和十一年に尊敬する先輩水野広徳氏の指導を受けつつ、同氏と共に陸 軍大将『秋山好古』伝を書いたが、それに依り初めて伝記編纂ということを体験し、その事業の困難さを痛感した」(自序より)
帝国陸海軍創設の功将 大村益次郎 西郷隆盛 桐野利秋 西郷従道 谷干城 野津鎮雄 篠原国幹 中牟田倉之助 永山武四朗 西周 日清戦役前後の名将 樺山資紀 伊東祐亨 川上操六 柴山矢八 田村怡与造 |
日露戦役陸の戦将謀将 大山巌 野津道貫 黒木為 奥保鞏 長谷川好道 児玉源太郎 乃木希典 川村景明 立見尚文 福島安正 中村覚 一戸兵衛 秋山好古 明石元二郎 橘周太 |
日露戦役海の戦将謀将 東郷平八郎 山本権兵衛 片岡七郎 上村彦之丞 伊集院五郎 島村速雄 加藤友三郎 秋山真之 広瀬武夫 |
大正に於ける陸将海将 斉藤実 木越安綱 八代六郎 上原勇作 山下源太郎 神尾光臣 村上格一 大谷喜久蔵 佐久間勉 武藤信義 白川義則 |