実は肉じゃがも海軍が元祖とのこと。しかも、作らせたのは東郷平八郎!! 英国留学から帰国した東郷が、イギリスで食べたビーフシチューをもう一度食べたいと炊事係に頼んだのですが、どうやって作るのかが分からず、東郷の記憶をたどりながら醤油や砂糖を使って似た味の再現を試みて「肉じゃが」になったそうです(ビーフシチューとは別物になっている気もしますが・・・)。
作り方は 海上自衛隊第4術科学校 のホームページで海軍カレーとともに紹介されています。文中で「〜分後」というのは、「作り始めてから(つまり油を加熱し始めてから)〜分後」という意味です。実際に作ってみると、最初の『 1 油入れ送気(油を入れて加熱する。中火がよい。)』 → 『
2 3分後生牛肉入れ。』という部分、加熱してから1分ほどで油が跳ね始めたので時間を変更して作りました。また、最後の煮込み時間は少し長めにしました。下記の時間というのは一応の目安ということにして作った方が無難だと思われます。
☆海軍肉じゃが(海上自衛隊第4術科学校HPに記載されているものを一部変更)
○ 作り方
1、胡麻油を入れて中火で加熱する。
2、1分後に牛肉を入れてよく炒める。焦げ付かないように注意。
3、5分後に砂糖を入れ、肉になじませる。さらに焦げ付かないよう注意。
4、8分後に醤油を入れ、肉に甘辛い味を十分に付ける。
5、12分後にコンニャクと、ジャガイモを入れ、蓋をして中火で煮込む。途中3回混ぜる。
6、29分後に玉葱を入れ、混ぜ合わせた後に蓋をしてさらに10分間煮込む。
7、39分後、火を止めて蒸らす。
そして完成品はこちら↓。今回もおいしく出来上がりました。
ちょっと味が濃いかなぁ・・・。