ロシア軍陣地の跡地には、日本人が建てた記念碑が残されています。
記念碑の碑文。これを読んだ同行者の一人が「へぇ、これって大正5年からあったんですねぇ」と感心していると、別の同行者の方が「そうですよ。私は戦前、小学生の頃にもここを見に来たんですけど、そのときもこの石碑がありましたから」。歴史を感じさせる一言でした。
この場所からは望台も見えます。
望台の石碑と大砲。残念ながらここは見学できません。他のホームページや書籍を見ると、数年前は見学できたこともあったようです。また、この写真を撮影する少し前に人影が見えたので、地元の人だけは見学を許可されているのかもしれません。
東鶏冠山北堡塁も見応えはありましたが、やはり一つだけしか見学できないというのはちょっと物足りないですね。東鶏冠山とともに旅順三永久堡塁とよばれる二龍山、松樹山の堡塁も見学できるようになってほしいと思います。